2023-10-03

anond:20231003182613

極端な話をすると、「このまま仕事を進めればマズいと思っている人が、心理的抵抗感なく、このままじゃマズいと声に出せる状況」が心理的安全性の目指すところ。

それを最先端実践しているのが航空業界

かつては副操縦士が機長に意見するのに戸惑って墜落したケースがあり、

再発防止のために心理的安全性を初めとする人間心理やらなんやら徹底的に研究し尽くして今の安全な運航を実現している。

(詳しくはマシュー・サイドの「失敗の科学」がお勧め

で、そのためにはどうすれば良いかとあれやこれや試行錯誤しているのが心理的安全性界隈。

その「試行錯誤」の部分だけを見て心理的安全性ってこういうものかと思ってしまうのはマズい。

心理的安全性は、「なんとなく良いもの」ではない。実現すべき目的がある。

それを意識するだけで認識も少し変わると思う。

  • もともとを言えば「個人が創造性を発揮するにはどういう環境を作ればいいか」という話で、航空業界のような「絶対に失敗が許されない環境でいかに誤りを検出するか」みたいなのを...

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