2023-09-11

anond:20230910223147

https://sotetsu-hotels.com/column/414/

・「広縁」の定義は?

日本家屋には、和室の南の方角に面して板敷の間がありました。建築用語で「縁」もしくは「縁側」といい、その幅の広いものが「広縁」です。一般的基準としては、幅(奥行き)3尺(約91センチメートルのものが縁側、4尺(約120センチメートル)以上ものが広縁と呼ばれています


・広縁はなんのためにある?

広縁や縁側は日本家屋独特のもので、もともとは建物への入り口、部屋と部屋を行き来する廊下、つまり通路としての役割を担っていました。身分制度があった時代は、室内には立ち入ることの許されない低い身分の者が控える場として活用されていたともいいます。やがて身分制度のない時代になると出入り口代わりとして、人々が集う場として活用されるようになりました。


もうひとつ、広縁や縁側を設けた背景には「部屋を広く見せられる」という事情もあったといいますさらに、南側からの日射しが直接部屋に入ることを防いで畳や襖を日焼けから守る、断熱効果を得るという役割も持ち合わせていました。

かに昔の旅館とかって、広縁から各部屋に出来り出来たよね

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