これはね、僕もずっと疑問に思ってたんですよ。
ハンバーガーはあるのに、ホットドッグはない。どうしてだろうと。
そこでね、僕は色々調べてみたんですよ。
そしたらね、なんと驚くことに、ホットドッグは一度だけメニューにあったんですよ。
一度だけ。しかもね、それは2009年の夏限定のキャンペーン商品だったんですよ。夏限定。キャンペーン商品。
つまりね、日本マクドナルドはホットドッグをレギュラー化する気が全くないということなんですよ。
全くない。どうしてかというとね、僕は思うんですけどね、日本人はホットドッグに対して抵抗感があるんじゃないかと。抵抗感がある。
なんでかというとね、僕は思うんですけどね、ホットドッグっていうのはね、パンにソーセージを挟むだけじゃないんですよ。
パンにソーセージを挟むだけなら簡単なんですよ。でもね、ホットドッグっていうのはね、パンにソーセージを挟むだけじゃなくて、その上に色々トッピングするんですよ。色々トッピングする。
例えばね、マスタードとかケチャップとかレリッシュとかチリビーンズとかチーズとかオニオンとかピクルスとかサワークラウトとかコールスローとかバーベキューソースとかメイプルシロップとかチョコレートソースとかアイスクリームとか……
そうなんですよ。これがね、アメリカでは普通に食べられてるんですよ。普通に食べられてる。信じられますか?信じられませんよね。
でもね、これがね、アメリカでは美味しいと言われてるんですよ。美味しいと言われてる。どういう味覚なんでしょうね。どういう味覚なんでしょう。
僕は思うんですけどね、これはね、日本人には受け入れられないものなんじゃないかと。受け入れられないもの。
だからね、日本マクドナルドはホットドッグをレギュラー化しないし、日本でホットドッグ屋が普及しないんじゃないかと。そう思うんですよ。
僕はね、正直言ってね、一度も食べたことがありませんよ。食べたことがありません。食べたくもありませんよ。食べたくもありません。
でもね、もしかしたらね、これがね、すごく美味しいものなのかもしれませんよ。すごく美味しいもの。
だからね、僕は勇気を出してみようと思いますよ。勇気を出してみよう。
今度アメリカに行ったらね、ホットドッグを食べてみますよ。ホットドッグを食べてみます。
それはね、そのホットドッグを食べる前に、僕は必死に祈りますよ。必死に祈ります。
このホットドッグを食べた後に……
僕が死なないで済みますように……