2022-12-27

階段マウントを取る方法

戸建てとかメゾネットには2階へと続く階段があると思う

普通階段であれば途中で1回か2回折り返して2階へと続く

この折り返し場所、いわゆる踊り場に階段を何段設けるかというのをよく見て欲しい

踊り場に段数を作れば作るほど2階に到達するのが早くなるので階段スペースは少なくて済む

階段上下階にとってデッドスペースになりがちで物置を作っても大して活用できない場合が多い

なので狭小住宅に取って階段スペースは少ない方が良いに決まってる

ところが踊り場の段数が多いほど踏みしろが少なくなり、踏み損ねて転落する、という事故が起きる

90度の角度を曲がるのに1段(段差が無い)のが踊り場、2段回りだと45度、3段で30度、4段で22.5度の扇形になる

外側はそれなりに面積があるけれど内側はほとんど面積が無いので踏み外しやす

4段作ることは今の住宅では全く無いが、3段も今は危険だということで避けられている

3段作る場合でも180度反転するような踊り場で半分を1段、半分を3段にしたりはするがやっぱり踏み外すので危ない

なので今は2段、もしくは1段で踊り場にしてしまうとか、中二階的な扱いにするのが最近設計

建売やメゾネット見学に行ったら階段の段数を見て

こういうところまで安全性を気にしているか確認すると少なくともヤバイ物件排除できると思う

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