2021-05-22

特別純米純米吟醸

特定名称 原材料 精米歩合

吟醸 米・米麹醸造アルコール 60%以下

大吟醸 米・米麹醸造アルコール 50%以下

純米 米・米麹 規定なし

特別純米 米・米麹 60%以下

または特別醸造方法

純米吟醸 米・米麹 60%以下

純米大吟醸 米・米麹 50%以下

本醸造 米・米麹醸造アルコール 70%以下

特別本醸造 米・米麹醸造アルコール 60%以下

または特別醸造方法

特別純米純米吟醸比較してみると、原材料精米歩合規定がまったく同じであることがわかります

まり

1. 米と米麹が原料

2. 精米歩合の値が60%以下

であれば、特別純米純米吟醸のどちらを名乗ってもいいのです。

では、その違いはいったいどんなところにあるのでしょうか。

特別純米純米吟醸はコンセプトが違う

酒蔵ごとにさまざまな基準があるのですが、一般的に、「特別純米」は「純米」よりもさらに米を磨いた、雑味の少ないスッキリとした香味を目指して造られるものが多いようです。しかし、スッキリとは言っても、あくま純米らしいボディのある味わいを残しているため「純米」のイメージで飲んでもらえるように特別純米記載されるそうです。

これに対して、純米吟醸は「吟醸香」と呼ばれる華やかで甘い香りがコンセプトのお酒が多いようです。特徴である吟醸香をイメージして飲んでほしいという思いから、純米吟醸記載するようですね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん