はてなキーワード: 精米歩合とは
純米酒:米と水で造った酒
袋吊り、雫取り、雫酒:絞りもせずに吊るしで雫として滴ったものを集めた酒
ひやおろし:火入れを1回した酒(春の生酒に一回火入れした酒、秋口に出る)
あらばしり:新酒を搾る際、最初出てくる一番フレッシュな部分 (微炭酸だったりする)
おりがらみ:「おり」を残したままの、うっすらと濁っているお酒
日本酒度-3.5から -5.9が「甘口」-1.5から-3.4が「やや甘口」、+1.5から+3.4が「やや辛口」、+3.5から+5.9が「辛口」
淡麗:酸度が低く飲みやすい
濃醇:酸度が高い、しっかりとしたコクが感じられるタイプ
でブコメとかでは
「1合700円とか、せいぜい1000円の酒」 → 「合」でなく「升」が正しい。これを間違えている元記事もひどいが、それを指摘しない本記事もひどい。「一升瓶でなく居酒屋の値段だろ」というが、相場を知らんのか。
とか書かれてる
相場感でいうと、酒の値段はここ40年くらいそんなに変わってない
鬼殺しみたいな合成酒と呼ばれるものなら、今でも一升600円位で飲める
昔は、日本酒級別制度というのがあって、特級/一級酒/二級酒とか呼んだ
その二級酒というのは、特級/一級に「該当しないもの」なので
そりゃ酷いのも売られていた
酔えるだけで飲めたもんじゃないって感じ
そのイメージを引きずってる古い人は添加された日本酒を嫌う傾向にある
wikipediaにも記載があるが、移行期には「特撰」「上撰」「佳撰」などの酒も売られた
覚えてる人もいるかと思う
いまでは、日本酒の分類は、「純米、吟醸、本醸造、合成清酒」「生原酒、火入れ、雫吊り、ひやおろし」などの感じで行われている
「合成清酒」はアルコールに糖類、有機酸、アミノ酸などを加えて、清酒のような風味にしたアルコール飲料で、最近のは味の調整がきちんとしていて以外に飲める
70%以下を「本醸造酒」
60%以下を「吟醸酒」
50%以下を「大吟醸酒」
「純米」がつくと、米と水だけで作っている
生と火入れの違いは
加熱して酵母菌の数を減らし、熟成の度合いを抑えるかどうかにある
二回の火入れをしたものは熟成が抑えられ味の変化が起こりにくく保管しやすい
生原酒は、この火入れを行わない酒で、搾りたての風味を損なわずに飲めるのが売りとなるが味の変化が早い
・買ってすぐに飲む
・開けて一週間後に飲む
・開けてひと月後に飲む
・未開封でひと月眠らせて飲む
それぞれで風味が変わるのが生原酒
温度変化はそのまま味に直結するので、管理の悪い居酒屋や、転売屋などから買うと、逆に火入れよりもまずい酒を飲む羽目になる
「袋吊り」「雫取り」などとつくものは、ろ過だけでなく「絞り」も行わない酒で
主に品評会などに出される類の酒となる
「袋吊り無濾過生原酒」として流通するものは、まぁ蔵で上位に入る酒と思って良い
適切に管理された火入れ酒は、生原酒に劣らない風味を持ってることもある
有名な上善如水がヒットしたことで、「飲みやすい酒」が全国的に作られるようになった
この2つをして、落ちていた日本酒の人気が復活していくことになる
生原酒などは、本来神に捧げる酒(奉納される酒)で、地元でしか飲めない酒だった
「おいしい酒」と「残念な酒」があり、選び方を間違えると、おいしい酒にありつけない
などと書かれているが
そんなことはない
この辺はワインと一緒だ
甘口は単に重いことを指し、本当に甘いわけでもないというのは知っておいた方が良いだろう
呑み口が甘い酒を飲みたい場合、淡麗辛口の酒を飲む方が甘く感じることもある
それで選んでくれる程度の知識を持つ酒屋で買うべきだ
高い酒とは?となってくる
コレもまた有名な獺祭の「磨きその先へ」が大体四合で4万くらい
この値段は何であろうかと
もちろん、酒蔵の技術の粋を集めた、みたいなことも関係はするが
大概においては、酒米の削り具合が影響する
ちなみに、磨き二割三分で77%を取り除いている
完全に好みの問題ではあるが
芋焼酎のように人を選ばない
ぶっちゃけ、米残ってないんじゃないの?と思ったりもするが
まぁ、削れているのだろう
合成清酒で、一升が700円~1000円くらい
蔵の上位酒とかで、一升が4/5000円くらい
雫取りとかで、一升が10000円くらい(というより、四合で5000円という方がいいか)
たまに美味しいお酒を飲みたいって人は
信頼できる酒屋で四合5000円くらいの酒を買って
ちょっと口に合わなくても、1週間くらいで好みの味になることもある
ちなみに、元記事の「添加」は、醸造アルコールですらなく、乳酸菌の話で
みたいに言われたりするやつ
自分のことを「通」だと思いたい人に歓迎される傾向にある情報で
と謳っている
蔵の人は、当然に好みが出るだろうし、既存客は嫌うかもしれないとまで言っていた
毎年味も変わると
その年の米、その年の水で造った酒は、本来の意味でその年その土地の酒といえるのではないかと
日本酒会のような場で語りを聞いたのだが、それ自体は悪くはないと思った
実際飲んでみると「和の月」は好みが分かれるだろうなとも思った
これは乳酸添加したら不味いという話ではない
日本酒が嫌い、興味はあるけどよく分からないという増田のために、日本酒好きの俺がちょっと蘊蓄を語るぜ。
○飲んではいけない酒
まず居酒屋の飲み放題の日本酒は飲んではいけない。たいてい「冷酒」「燗酒」としか書いてない。銘柄が書いてない酒は粗悪な酒だ。あれを飲んで普通の人は日本酒を嫌いになる。
○日本酒を売ってる店は?
どこで日本酒を買うかが重要だ。間違ってもカクヤスとかで買ってはイケナイ。
また、ネット通販も要注意だ。酒蔵の直営店はともかく、転売ヤーの出品する酒なんて保存状態が分からないのでオススメできない。
ではどこがいいか?品揃えの良い有名な酒店で買うのが分かりやすくて良い。東京だとはせがわ酒店とか小山商店とか。
でも近くにそういう酒店があるとは限らないし、初心者のうちはどんな店がいいか分からないだろう。
なので、次善の策としてデパート、百貨店で探そう。デパ地下とかで売っている酒は、だいたいハズレはない。
○日本酒の種類を知る
さて、日本酒を選ぶ段になってもどれを選べば良いかひとも多いだろう。瓶を見ても「純米吟醸生原酒中取り」とか書いてあって、まるで呪文のようだ。
この呪文だが、とりあえず初心者は以下の用語だけ覚えると良い。
文字通り、米、米麹100%の原材料で作ったものだ。吟醸、大吟醸はそれぞれ精米歩合、つまり原料の米をどれくらい削ったかということだ。削るほど雑味がなくなり旨いとされるが、その分値段も高くなる。
・本醸造
純米と違い、醸造アルコールを添加したものだ。その内本醸造と呼ばれるものは全体の重量のうちアルコールを10%以内添加したものを言う。
添加物というと悪いイメージを持つかもしれないが、江戸時代からある由緒正しい製造方法だ。
その目的は香りを華やかに、スッキリとした味わいを出すためだ。
○で、何を買えば良いの?
それでも何を買えばいいか初心者には分かりづらいだろう。そういうときは、店員さんに「スッキリ系かフルーティ系でオススメを教えて下さい」と頼んでみよう。色々教えてくれるはずだ。その中で価格が1500円前後のモノを選べばそこそこ良いものに出会えるだろう。
デパートで買うと確かにハズレは少ない。でも、スーパーで買うなというのは暴論だよ。
うちの近所、地元資本のスーパーにある四合瓶で1,182円(税別)の純米酒はトップクラスに旨い。精米歩合55なので特別純米酒だけど、この値段。もちろん地元のお酒ね。ちなみに、作り方・安い理由・味とも、獺祭が近いと思う。
同じブランドの純米吟醸も旨いけど、コスパはこれ最強。今見たら楽天でも1,309円で出てたけどね。
ワインでも、焼酎でも、海外ウィスキーでも、お酒全般に言えるんだけど、確かに高い酒は旨い。ただね、逆は成り立たないのよ。安くて旨いは往々にしてあるのよ。口に合う、料理に合うも含めると特にね。
わたしゃ接待とかでは高い酒を飲んで、家ではコスパ酒を飲む。あと、家では、酒に合わせて料理を作る。まあ、デパートでいい酒買う楽しみを否定する気はないんだけど、こういう旨い酒の飲み方も否定せんといてね。
特別純米と純米吟醸を比較してみると、原材料・精米歩合の規定がまったく同じであることがわかります。
つまり、
1. 米と米麹が原料
2. 精米歩合の値が60%以下
であれば、特別純米・純米吟醸のどちらを名乗ってもいいのです。
では、その違いはいったいどんなところにあるのでしょうか。
酒蔵ごとにさまざまな基準があるのですが、一般的に、「特別純米」は「純米」よりもさらに米を磨いた、雑味の少ないスッキリとした香味を目指して造られるものが多いようです。しかし、スッキリとは言っても、あくまで純米らしいボディのある味わいを残しているため「純米」のイメージで飲んでもらえるように特別純米と記載されるそうです。
これに対して、純米吟醸は「吟醸香」と呼ばれる華やかで甘い香りがコンセプトのお酒が多いようです。特徴である吟醸香をイメージして飲んでほしいという思いから、純米吟醸と記載するようですね。
今の課長なのだが、壊滅的に説明が下手だ。課長が発信した情報がわからないので、同僚に聞いても大体伝わってないのだから、これは発信元の問題だろう。
突然話を始める。この説明がない。要点だけ語っているつもりのようだが、精米歩合が高すぎてまったくわからない。
自分の言ったことを忘れる。説明に一貫性がない。これはもうあきらめた。状況が変わったのならそれを説明しなければならないだろうに、それがない。
質問すると、まずむくれる。どうやら伝わってないことがひどくお気に召さないらしい。まず質問者を詰るので、そのうち誰も聞かなくなり、決定的瞬間まで先延ばしされる。
人の話を聞かない。これに尽きる。反対に自分の話は聞かれないとむくれる。
少なくとも精米歩合によって明らかにクセの強さが違うだろう。