震災の被害とか、そのときどんなことがあったのかってのは確認して記録して今後の防災にどんどん役立てていく必要があるんだけどさ、
少し前にテレビで被災者の人が「この震災が忘れられないように」とか「被災地の現状を他の地域の人は何も分かっちゃいない」みたいな、ちょっときつい言い方も含めて、そんな感じのこと言ってて思ったんだけど、
こういうこと(あえて雑に言うと「自分が被害を受けた自然災害を直接被害を受けてない人にも被災者レベルで知ってもらわないと!」みたいなの)
を言う人って他の災害のことをどう考えているんだろうか。
たとえば阪神淡路大震災とか、ここ数年で言っても熊本や北海道、大阪で地震があったし
西日本での土砂災害もあったし、日本で自然災害なんてのは言い出したらきりがないけど、
正直自分や親しい人に直接被害がなかったものって記憶が薄れると思う。
自分が被害を受けた災害について声高に忘れないでと言うけど、他の地域の災害についてどう思ってるの?忘れてたりしないの?みたいな。
阪神淡路大震災が日本の防災の転換点になったように、すくなくとも東北の地震も同じような感じで
かんたんに忘れる人は少ないと思う。
もちろん年月経っていけば戦時中のことを知らない人が増えたり伊勢湾台風の話も少なくなってきたように
色あせていくんだろうけど。
私自身も水害被害にあったことがあって、我が家は幸いそこまで大きな被害にならなかったけど
それを誰かに覚えておいてもらわないと、って考えたこともないのでなんでなんだろうなあって。
その時の被害に基づいて防災がすすめばその過程で必要な記録もされるだろうし、当時の教訓が活きたまちづくりとか法改正とか防災がすすんでいればそれで良いし、
そういう時はリベラルさんの言うことに従おう いわく全ての差別に抗議するのは無理だから自分が抗議したい話題に限って声を上げればいい つまり災害も自分が気になるものだけ覚え...
聖とケガレ 日本人は自分は関与したくないんだよ 津波映像もフラッシュバックするから見たくない 自分がテレビを見ないのではなく放送辞退するな被災者様に配慮しろ 弱者に汚い言葉...