ちょっと前に祖母の葬儀があって極々身内が集まる機会があった。
が、従兄弟の姿がない。一人は遠方なので仕方がないがもう一人は同じ県内だ。
叔母に姉である母が聞けばなんでも前日に奥さんに陣痛があったとのこと。
その後、焼き場で出産の報を聞くことに。まさか生と死とが同時に起こるとは思いもしなかった。
ひとしきりお祝いしたらば叔母から増田は結婚はしないのか、ずっと一人なのか、と問われた。
曖昧に誤魔化そうとしたのだけれど、母が「この子マンション買ったのよ」と口にしたらあっさりと引き下がってくれた。あっさりと!
別に将来一人で生きていくことが確定したから買った訳ではないが(児童の頃から結婚しないことは決めていた)なるほどこれは良いな、と思った。
多分家やマンションを買うというのは余程のことがない限り家族構成を変えずに生きていくことの証左になるのだろうな。将来を見越しての買い物だものな。
なお叔母は単身者用のマンションを買ったと思っていそうではあったが、物の多いオタクなのでファミリータイプの中古マンションだったりする。
売って良し、住んで良し