2020-09-17

せきぶんするしごと

悩みは深ければ深いほど、解決カタルシスは大きい

ほんの些細な気づきから絶対にできないと思っていた積分計算ができたとき

研究室から歩き出て、缶コーヒーを買った後、嬉しさ余って大学を一周してしまった

単位を落とした学生のこと、学生保護者からの連絡のこと、会議でのごたごた、事務官イチャモン

たった一つ計算ができた、それだけで全ての雑事は頭の中から消え去ってしまうのだ

ああ、こんな気分のために僕はこの仕事を選んだのだと気づく

そして気づくのだ、この計算本棚の端に誇りを被った本のなかにあったはずだと

悩みあふれる世界は続く

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