2016-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20160104222245

某有名料理人の本で、たしかこんなことをいってた。

かい言い回しは忘れたが、要約するとこんな。

醤油というものは、いわゆるソースと比べると塩分が多すぎる。

魚の種類、厚みによって、醤油をつける量にかなり繊細な加減が必要

刺身にどのくらいつけるかまでが料理であって、料理人だけでなくお客もまた料理人

それが日本料理面白さ。

漫画のように、わさび醤油にといちゃいけないとか、淡白な魚から食べるみたいな正解はない。

たっぷりわさびを溶いて、たっぷり醤油につけたほうがいいものもあるし、トロの脂の溶け出した醤油をつけて食べるイカなんかもまた美味い。

刺身の食べ方は、一生かけて学ぶものであり、その過程楽しい。」

海鮮丼というのは、一つの教材なんじゃないかな。

いろんな種類の魚、大きさの揃わない切り身の端切れ。

それらに、どのくらいの醤油をつけるべきか、どれとどれを同時に口に運ぶか、同時にごはんはどのくらい口に入れるかetc

つの食育かと思って、遊びだと思って、楽しんで食おう。

記事への反応 -
  • 私は海鮮丼に違和感を覚える。海鮮丼ってのは複数の魚介類のお刺身がご飯の上に乗っている。私はお刺身の魚介は一種類ごとに食べたい。 たまに、複数の魚介を一度に口に運ぶ人がい...

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