2015-09-12

14年前

9.11テロがあったとき、私はお母さんとお風呂に入っていた

すると、お兄ちゃんがお風呂のドアをドンドンと叩いてきた

お母さん!テロだよ!アメリカビルが爆発したよ!凄いよ!

普段は大人しいお兄ちゃんが、扉越しでも分かるくらい、すごく興奮していた

でも、まだ小学2年生だった私は、テロという言葉意味がわからなかった

お母さんは、あらそうなの大変ねと流そうとしていたけど、お兄ちゃんは、早く来て!テレビを見て!と言うばかりだった

風呂を上がる前はいつもお母さんと九九と寿限無の練習をしていたのだけど、あまりにも急かされるものから10だけ数えてお風呂を出た

テレビではお兄ちゃんが言ったとおり、ビル飛行機がぶつかって爆発していた

お父さんとお母さんはなんともない様子だったけど、お兄ちゃんがすごくすごく興奮していたから、きっとこれは凄いことなんだろうなと思った

お兄ちゃんと一緒にもう少しニュースを見ていたかったのだけど、髪を乾かしてすぐにお布団に入った

次の日の朝、めざましテレビでも昨日のビルの爆発のニュースが流れていた

めざましテレビで流れるってことは、かなりすごいニュースなんだと思った

お父さんとお母さんは関心がなさそうにしていたけど、お兄ちゃんはすごいニュースかどうかを見分ける目を持っているんだ、と思った

あれから14年経って、ふいにそのときのことを思い出した

私もお兄ちゃんのように社会に関心を持たなきゃいけないな、と思って、9.11のことをウィキペディアで調べてみた

調べた結果、9.11の発生時刻は日本時間の夜10時近くだったらしい

小2の私は、そんな時間にお風呂に入っていたのか

なんて不健康なんだ

調べてみた私の感想は、どうしようもなく意味のないものだった

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