2014-10-31

作品」として選んだ時点で作品だと思う

たとえば、彼女写真を撮ったらキレイに撮れた。

それは作品じゃなくてキレイに撮れた記念写真だ。

っていうのを読んだのだけれど、そうかなぁ…。

そこに作者の思いがなければ、それは作品ではないって書いてあった。

私はちょっと違うと思う。

ボタンを押すだけで誰にでも撮れてしまうのが写真だけれど、

そこに想いを込めるか否かではなく、それを作品として掲げるか否かだ。

言ってみれば、ある風景を見て構図を決めて設定を決めてシャッターを押す作業と何ら変わらない。

写真を見てそれを良しとして作品として提示する。

記念写真としてアルバムに貼るか、作品としてギャラリーに展示するか、モノは同じでも基準が違う。

子供が書いた絵も、アウトサイダー・アートと言われるものも、作為関係がなく、それを作品として世の送り出せば作品なんだ。

そこで責任というのが生まれるのだと思う。その責任を負う覚悟も含まれているのだと思う。

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