■http://anond.hatelabo.jp/20140704090908

この閣議決定では自衛隊はまだ何もできない。

とりあえず、法整備をするための地盤ならしをしたところ。

行政府としてはこの方向性で防衛業務をやれるようにしたいので、

そのための法律を整備をするために、たたき台を作るから

国会さんで審議してねということ。

自衛隊を含む行政府の仕事は全て法に基づかないとできないし、

あくまで法律を決められるのは国会のみ。

で、最終的にそれらの法律が憲法に違反してないかをチェックするのが最高裁（司法）の仕事。

これ、中学でやってるんだけどね(^_^;)

だからこれから重要なのは国会がちゃんと機能するかってこと。

今は与党が安定多数なので、安倍さんは法律を通しやすい。

これを阻止するためには総選挙して現与党の数を減らさないと難しいので、

市民活動家の皆さんは世論を動かそうとしてデモとかをやる。

内閣支持率落ちたら、内閣総辞職やら場合によっては国会解散とかやらざるを得ないから。

ちなみに司法の憲法判断は過去の例を見てるととっても時間がかかるから、

判断できる前に立法（ほとんどは各法改正）が終わって、

スタートしちゃうことが多い。

（違憲の判断が出ない限りはストップはかけられないから）

だから、提訴はあくまで二の手として考えておいたほうがいいと思う。

（これは私見）

まあ、まとめると、安倍さんはこの国の運営担当としてこういう方針で行くよ、

って言っただけで、集団的自衛権に関してはなーんの法的な裏付けはできてない。

でも、みんなこのことについて真剣に考えて議論しようよ、ということ。

Permalink | 記事への反応(3) | 09:58

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