2014-05-07

雇用環境の推移

過去5年の年末時点と今年に入ってから就業者完全失業者失業率

年・月 就業者 完全失業者 失業率

2009年12月 6290万人 341万人 5.2%

2010年12月 6307万人 321万人 4.9%

2011年12月 6297万人 297万人 4.5%

2012年12月 6257万人 280万人 4.3%

2013年12月 6349万人 244万人 3.7%

2014年1月 6319万人 242万人 3.7%

2014年2月 6332万人 233万人 3.6%

2014年3月 6346万人 236万人 3.6%

リーマン・ショックによる景気の大幅な落ち込みにより、失業者が増加して失業率は上昇。

その後、自律反発程度しか雇用環境回復しなかったことや震災もあり、長期失業者就職活動自体を諦めてしまって労働市場から退出し、就業者が増えないなかで失業率は低下。失業者が減ったといっても、仕事が見つかったのではなく探すのを諦めて労働力人口にさえカウントされなくなったことによる。

2012年末になって急激に景況感が改善し、失業者が職を見つけて就業者が増える中で失業率は低下を続けた。ただ、景況感の改善を受けて就職活動を諦めていた人が労働市場に帰ってきはじめているため、就業者の増加と比べると失業率の低下は相対的に緩やか。

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