2013-03-23

好きである自信がもてない。

30過ぎの男です。

 

「好きかもしれない」という女性が現れた。

でも、その女性には彼氏がいたので「仕方ない」と諦めていた。

 

最近になって別れた、と聞いた。

飛び上がらんばかりに嬉しくなったけど、他人の不幸を喜んでいるようで嫌になった。

好きならその人の幸せを望むんじゃないだろうか。

私の「好き」はもしかして、単に美人を前にして湧き上がった性欲なのかもしれない。

 

彼女のためなら「たとえ火の中水の中」も行けると思う。

でも、それは「彼女純粋に思っているポーズ」かもしれない。

彼女を好きである、という気持ちに自信がもてない。

 

彼女と目が合うと恐ろしくなる。

ますぐ机の下に隠れて頭を抱えて震えたくなる。

こんな小さな自分を見られたくはない。

 

好きということが、彼女幸せを望むことなら、

世界の全てから自分が遠くに追いやられて、風の噂で「彼女幸せになったよ」と聞けたら十分のはずなのに、満足できない。

彼女の隣に知らない男がいることは許せない。

 

彼女が好きなのか。

美人が好きなのか。

彼女大事なのか。

親切にしてくれる他人が大事なのか。

彼女幸せにしたいのか。

彼女を独り占めしたいのか。

 

からない。

 

言葉の弾みで誘ったら一緒に遊びに行くことになった。

あと三週間も先の話だ。

それまでに、自分の頭がどうにかなりそうだ。

 

三週間後の自分が「いっそ嫌われてしまえ」と海パン一丁で待ち合わせ場所に行かないことを切に願う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん