元
http://anond.hatelabo.jp/20130312015917
「研究者として基礎を学ぶ院生」と、そもそもの「学問の基礎を学ぶ学部生」は、別々の教育方針のもとで育てられて良い。
もちろん学部生のころから研究の最前線に触れる機会はあってしかるべきだ。
つまり研究をもっぱらとする教授の授業を受ける機会が奪われるのは良くない。
ただ、「電磁気基礎」や「力学」といって基礎科目にまで研究をする教授陣に来て頂くのは正直申し訳ない。
だから基礎科目については、わざわざ研究の最前線を切り開いている教授にご足労願うまでもなく、専門の教官を置くのが合理的だと考えられる。
さてもし、研究をする教授陣が学部生指導も兼ねる現状から変って、手厚い12年生指導(元記事参照:最下部)がされるようになったら。
院生=研究者の卵の指導は変わらない。これは研究をもっぱらにしている教授が担当すべきだ。
だから手厚い12年教育が終わった時に大きなギャップに苦しむことになるのかもしれない。
ただこの「接続」の問題は、教育専門の教官を雇うメリットを打ち消すほどのデメリットにはならないと思われる。
なんにせよ、教育機関としての大学には、もっと分業されてしかるべき側面が残っているように思えてならない。
http://anond.hatelabo.jp/20130312020546
への返信
大学の授業や教科書について考えていることがある。 以下、学部12年の理系を例として。 結論からいうと、教授などのポストについてはいないけれど分かりやすく説明ができる人に...
低学年向けの授業だけが教育じゃないのが悩ましいところ。 俺の感覚では、自分でバリバリ実験だけする研究者教授と、 院生の人生を導く教育者教授が別れていたらいいなと思う。 ...
院生指導と学部生指導は分けられていい。 「研究者として基礎を学ぶ院生」と、そもそもの「学問の基礎を学ぶ学部生」は、別々の教育方針のもとで育てられて良い。 もちろん学部...
まあ、それについてはそうなんだけどさ。 学部生の教養の授業はおっしゃるように手厚い専門教育、ヴァリヴァリの研究者教授は最先端の講義、それでいいけどさ。 問題は増田も誤解...
http://anond.hatelabo.jp/20130312030018 への返信 なるほど。 確かにと思わされました。 まとめれば そこには意識のズレが存在していて、 学生「研究興味なし。就職までのモラトリアム。」 ...
それでだいたい異論はないです。 ただ、学部生もある程度はバリバリの研究者の話に触れたほうがいいと思います。 1,2年生の教養の授業は確かに、それ専用の先生がいたほうがわか...
http://anond.hatelabo.jp/20130312032504への返信 オムニバス授業 >学部生もある程度はバリバリの研究者の話に触れたほうがいいと思います。 とても賛成です。 おそらく週替わりか月替わりの...