2012-01-21

最近の秋入学の話題に、日本大学限界をみた。

東大が秋入学検討を発表するや否や、追随するように賛意を示した大学に対して感じるこの「みっともなさ」といったら。

自分で言い出せないのか。右へならえしかできないのか。

残念ながら私の母校も含まれている。

発表前に、各大学に対し根回しのようなことが行われていたのかもしれない。

そして、トップが表明して以下順々に…という順番でしか発表されなかった。

あるいは独自に検討した大学があったのかもしれないが、それを話題にする発信力がなかった。

この変わらなさに正直、がっかりした。

「うちはこうだ」「いやいやこうがいいんだ」という侃々諤々の議論もなしに、トップダウン式に「うちもうちも」とやり、それを「変革」と呼ぶ。

情けない。何が地方大学の特色か。何が地域から世界に発信か。お前ら結局、中央が舵取りしない限り何もできないんじゃないか

これでは50年、100年経っても、日本大学名が世界の有力大学リスト綺羅星のごとく並ぶのを目にすることはできないだろう。

少子化にあえぎ、欧米に上澄みを掬われたおこぼれ留学生をかき集め続け、じりじりとその地位を下げていくのみだ。

序列だけは変わらず保ち、舳先を上にして沈んでいくのである

  • あの流れは、独法化しても未だに旧帝大とそれ以外に差別化されない国立大学の現象を強制的に何とかするために、文科省と東大が仕組んだこと。秋入学とギャップイヤーを強制的に仕...

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