2011-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20111219120206

大変な現状は分かる。しかし、改善の可能性はないわけでもないんじゃないか

要は「どういう生徒を育てたいか」を明確にすることでは。それが明確になり、そこに至るロードマップとして毎日の業務を位置づけることができれば、かなりの変化が期待できると思う。

たとえば「朝電話をかける」にしても(失礼だが)

  「なんでこんなことやらなきゃならんのだ?バカ」

とか思いながらルーチーンワークとしてやるのと、

  「家庭の様子、状況、様子の確認。気の変わりやすい保護者との顔つなぎ。サボる理由の原因をそれとなくリサーチ。」→「少しずつでも改善の方向を考えていく」

と考えて、毎日要点を絞った記録を残しつつ電話するのとで、結果は(たとえ少しでも)多分違う。ルーチーンワークで電話をかけてくる担任と、こちらの様子を気にかけながら、将来の方向性を探ろうと考えてくれている担任との違いが、たとえ口には出さなくても、電話をとる保護者の方で分からないということはないはず。(まあ、それをするには40~60という人数はあまりに多いのだが。)


大変な仕事と思う。正直、社会失業者予備軍を「専門学校」に押しつけているだけという部分もあるだろう。でも、「ガッコウ」を出たけれど、社会に居場所のない子どもには本当に居場所がないので、そこのところでがんばっている人は、ちょっとでも報われて欲しいと切に願う。

記事への反応 -
  • 某地方の専門学校の教員をしている。一応、地域ではNo.1と呼ばれる学校だ。 元々はIT系を仕事にしており、今はその時に得た知識を教えている。 就職予備校としての位置付けにあるとさ...

    • 大変な現状は分かる。しかし、改善の可能性はないわけでもないんじゃないか? 要は「どういう生徒を育てたいか」を明確にすることでは。それが明確になり、そこに至るロードマッ...

    • 前回の記事はまとめサイトに掲載されたりTwitterで拡散されたりしていた。 今回はその続き。 http://anond.hatelabo.jp/20111219120206 カリキュラムのない学校 まとめサイトに掲載されたときにも...

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