2011-06-29

水虫の市販薬の存在意義って何?

水虫の治療薬の宣伝って、テレビCMや吊り広告結構ありますよね。

「〇〇年モノのしつこい水虫にも!」なんてコピーが添えられてたり。

普通の人があれらを見ていると、

「ああ、水虫になったらこの薬を使えばいいんだな」

「ああ、水虫は一度なったらなかなか治らないんだな」

って考えますよね。


でも、あなたがもし水虫になったら、素直に皮膚科へ行けばいいんです、実は。

医者さんは皮膚片をとって顕微鏡で見て、水虫かどうか判定してくれます

そして水虫だったら、抗真菌剤を処方してくれます

この抗真菌剤を言われたとおり塗ってれば、小さなチューブ一本も使い切る前に水虫は根治します。


値段から言っても

期待できる効き目から言っても

皮膚科に行かずに市販薬を買って足に塗る」という選択の合理的アドバンテージが思いつきません。


これはつまり

全ては製薬会社陰謀であって、

頻繁にCFを打ちながら水虫の病態や治療方法について間違ったインフォメーションを流し続け、

皮膚科に行く」というシンプルかつ当然の選択肢患者の目から隠匿して

自分達の薬を買う(出来れば永く買い続ける)ようにさせたいのではないかと。

どうでしょう


だいたい風邪の市販薬とかも変ですよね。

風邪にあんなに多種大量の薬は要らないはず。

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