水虫の治療薬の宣伝って、テレビCMや吊り広告に結構ありますよね。
「〇〇年モノのしつこい水虫にも!」なんてコピーが添えられてたり。
普通の人があれらを見ていると、
「ああ、水虫になったらこの薬を使えばいいんだな」
「ああ、水虫は一度なったらなかなか治らないんだな」
って考えますよね。
でも、あなたがもし水虫になったら、素直に皮膚科へ行けばいいんです、実は。
お医者さんは皮膚片をとって顕微鏡で見て、水虫かどうか判定してくれます。
そして水虫だったら、抗真菌剤を処方してくれます。
この抗真菌剤を言われたとおり塗ってれば、小さなチューブ一本も使い切る前に水虫は根治します。
値段から言っても
期待できる効き目から言っても
「皮膚科に行かずに市販薬を買って足に塗る」という選択の合理的アドバンテージが思いつきません。
これはつまり、
頻繁にCFを打ちながら水虫の病態や治療方法について間違ったインフォメーションを流し続け、
「皮膚科に行く」というシンプルかつ当然の選択肢を患者の目から隠匿して
自分達の薬を買う(出来れば永く買い続ける)ようにさせたいのではないかと。
風邪にあんなに多種大量の薬は要らないはず。
痔のクスリもそんな感じだな
薬局で買う→薬局に寄って5分もあれば買える。 病院に行く→待たされ、診察され、薬を処方されるとなんだかんだで1時間や2時間はかかる。 世の中、時間がたっぷりある人ばかりでは...