2011-06-27

本棚

割と本気で、楽しいことだけして生きていきたいと思ってる。

気の合う人とお酒を飲んだり、映画を見たり、スポーツをしたり、

平日の美術館だって行きたいし、フリーマーケットはとてもワクワクする。

社会人として疑われそうだから人には言わないけど、私は何より遊ぶのが好きだ。

毎日笑っていられたら幸せ。周りの人が笑ってくれたら、なおさら。

ひとつ不思議なことがある。

私が一人の部屋で立ち返る時、手に取る本はいだって悲劇なのだ。

撃たれたきつね。遠くへ消えた王子様。言葉の代わりに花に託した、叶うわけのない恋。

あるいは、二度と会うことのない美しい少女残像

楽しいことだけしていたいのに、どうして悲しい物語を求めてしまうんだろう。

なんど読んでも結末が変わるわけがないのに、悔しくてたまらないのに。

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