特に最近、不況でエンジニアに限らず安定志向の人が増えているというけど、僕からすれば安定の何がいいの?と思ってしまう。不安になりたくないという気持ちはわからなくはないけど、そもそも不安を全くゼロにするなんて無理だし、終身雇用制度も崩壊した今の世の中に安定なんてものはない。基本は不安定な海の上に浮かぶ船の上にいて、例えそれがタイタニックのような、一見安定感のある大きな船でも氷山にぶつかって沈没するし、逆に小型ボートを自分で操縦したほうが氷山にぶつからずに助かるかもしれないし。
だからこそ不安を前提に生きるべきだし、それだったら他人に自分の運命を任せるより、自分自身でコントロールしたほうがいいに決まってる。
今、エンジニアには、とにかくやりたいことをやってほしい。そしてもっと自分の能力を信じてほしい。今の時代、ITエンジニアなら誰でも一人でシステムを作ることが可能だし、その能力は自分自身が思っている以上に世の中で必要とされている。だから能力を過小評価せず、「自分はなんでもできる」という意識を持って生きたほうがいい。
今ならソーシャルアプリやiPhone、グーグルのアンドロイドなどのホットな開発環境に世界中のベンチャーキャピタルが多額の投資をしている上に、開発技術者が圧倒的に足りていない。それこそ、小さなベンチャー企業のCTOにでもなれば、年収2000万円とかすぐに到達してしまう。僕も今度ある案件で一枚、かませてもらおうかと(笑)。
要は目線を変えるだけ。同じIT業界の中でも、よりお金を払ってもらえそうな所にアクティブに動いていけばいいだけの話で、別に不況とか技術的なスキルの問題ではないと思うんです。
僕からすれば安定の何がいいの?と思ってしまう。 いつ懲役が付いてもおかしくない、不安そのものの生活を送ると、 そういう価値観で無くちゃ精神が持たないと思う。 堀江さん以...