それはそれでいいのだが、であれば、
http://6506.teacup.com/0120320354/bbs
>ホメオパシーは論外だが、有機無農薬農産物もある点これに似ている。
>というと怒られそうだが、英国政府で調べたところ、有機無農薬農産物を
>食べ続けた人と一般(慣行)農産物を食べ続けた人を比較しても、健康に
>違いは見いだせなかったとのこと。
>規模や期間等議論はあり得るが、有機無農薬農産物は健康にいいかと
>聞かれたらどう答えたらいいのだろうか?
>いまだ健康への優位性は見いだせていないとしか言えないということだろう。
>それなら、そんなものを政府が推進するのはホメオパー医療並みと
>いうことにならないか?各位のご感想は?
「無農薬・減農薬農法による高付加価値農業」をイメージしているようだし、
そういう農法でないと海外農作物に対する競争力は確保できないのだろう。
「無農薬農法・減農薬農法での食生活は有意に健康増進する」という
自分が不勉強なのかもしれないが、得られていないのでは、と思う。
(エビデンスご存知の方いれば教えてください)
「無農薬だと健康に『なんとなくよさげ』ですよね~」と吹聴する分には
「無農薬作物を政策として推進する」のであれば、
それは政策説明責任を伴うのではないか?
あるいは「地産地消・フードマイレージ運動」や「食育」なんかも同じ。
素人考えでは「地産地消は環境にも健康にも優しい」と早合点しがちだが、
「下手な地産地消は、かえってエネルギー使用量を増加させる」とし、
「特定地域の食材に偏った食生活は、土壌蓄積重金属などの悪影響を受けるので、
逆に健康を害する恐れがある」と看破している。
要は、農水省の「地産地消」運動は、「地域活性化」という経済対策的側面は兎も角、
「省CO2」「国民の健康増進」という観点では、積極的に進めるべきエビデンスが
乏しいのでは、と思えるのである。
更に、文部科学省までが、その尻馬に乗って「食育」なんて概念を展開している。
これって、「水伝」を道徳教育の場に展開したようなアナクロ感を
感じてしまうのだが。