「製作者は受け手に楽しんでもらうために作品を作っているのだから、対価として金を要求するのはおかしい」
「作品を金儲けの手段にするのはおかしい」
とか言う主張をネットで見るけど、変じゃない?
いいじゃない、娯楽商品で金儲けしても。
精神的活動を物質的活動と比べて優位に評価して、「純粋であるべき表現活動を金で汚すな」みたいに考える人がいるかもしれない。
「悪貨は良貨を駆逐する」のアナロジーを使って、劣悪な商業指向の作品が氾濫すると、良質の作品が減ると考える人もいるだろう。
前者に対しては、作り手がいかに物質的要素に助けられているかを見ていない。
作品を作っている間も生活しなきゃいけない。家賃払ったり飯食ったり。生きていかなきゃ作品も作れない。
金儲けして生活費に余裕ができれば、また作品も作れる。稼げなければ生活費を得るために別業せざるを得ない。
音楽を例にすれば、楽器や録音環境にはものすごい金がかかる。音楽を学ぶこと、例えば他人の音楽を沢山聞いたり理論書を買ったり
講義を受けに行くことにも金がかかる。音楽を作成するときでも、エンジニアや演奏家に頼む時には金を払わなければならない。
そうした労苦を経た上でようやく作れる音楽が多い。安価でつくられても素晴らしい音楽は沢山あるけど、ジャンルやBGMとして使える範囲が
狭くなってしまう。
金を稼ぐことによって作品制作に専念でき、技能的にも高く、多様な作品を生み出すことができる。それだったら稼がせてやればいいじゃん。一番得するのは受け手なんだから。
値段が高くなって作品が買えなくなる、って意見もあるかもしれないけど、本当に値段設定が不当に高いのなら、そんなに売れないはず。
つまり製作者が自爆してるんだから、ほっとけばいいじゃん。
後者に関しては、購買者側の問題でしょ。「劣悪な」商業作品が売れるってことは、そういう作品が欲しい、つまり少なくとも購買者は
その作品を「劣悪」とは考えていないってこと。良質な作品が減るっていうけど、そんなのは一部の意見でしかない。作品を絶対的に
評価できる尺度がないんだから、評価者の好き嫌いに還元されるところも大きい。つまり「俺の好きな作品が減って、俺の嫌いな作品が売れてしまうのは嫌」ってだけなんじゃないかと。
もちろん未完成品としか評価できない作品は除外した上での話。
思うんだけど、「製作者は受け手に楽しんでもらうために作品を作っているのだから、消費してもらえるだけありがたく思え」って言う人は、自分に価値が無くて何らかの対価を出せないことに敏感な人が多いんじゃないかと。
・金が無いから、金を出したくない
・自分のプライドが許さないから、作品を好意的に評価したくない
・「製作者=上位」「消費者=下位」と自分で考えているから、劣等感故に製作者に対して勝手な嫌悪感を抱いて、なんとかして攻撃したい
結局こんな人が多いんじゃない?無料で公開してる作品に関しては特に顕著だよね。
流し読みしたけど君自身が 批判したい対象について見下しや決め付けが多くて視野が狭まっている気配が有る
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