・先生は何十人もの子供に影響を与える。姉がなれば悪影響を与えてしまう。
母親が反対していた理由は、これではない。
これは明らかに「反対する理由を聞かれた結果としての理由」であって、当初反対していた理由にここまで深い意図はない。
これらが本当の反対の理由であれば、お姉さんの努力なり父親の説得なりで話は確実にどこかに進むはずなのだ。
(それで結果やっぱり反対だとしても、話は進んで、より具体的な話ができているはず)
じゃあ反対の理由は何なのよ?と言われれば、最初反対していた理由として上げてるように、
「親だからわかる。姉が教師になんかなれっこない。」
という一言だけにつきるんだと思う。「教師なんて偉い人がなる職業に自分の娘がつくなんて・・・」という程度。
ではなんで、上のような一見してそれっぽい理屈をこね上げてしまったかというと、
『娘も父親もが、家族みんながよってたかって自分の意見に反対したから。』
母は怒りとも悲しみとも言える複雑な表情をして、ポツリと「なぜ私をこんなに苦しめるの・・・」と言った。
通訳すると、「なぜ(私の言うことをみんなでよってたかって反対して、挙げ句の果てに無視してそのまま突き進んだりして)私をこんなに苦しめるの・・・」ということ。
そこが母親の思っている問題の根本なのだから、そのほかの説得や努力が響くはずがない。
まぁでも、幸いなことにというか、やっかいなことにというか、
・先生は何十人もの子供に影響を与える。姉がなれば悪影響を与えてしまう。
これらの理由は、母親の反対の根本ではないけれど、母親が全く思っていないことでもないのだ。
感情主導で理屈をごちゃまぜにして語っているから、とてもわかりにくいのだけど、
母親が作り上げた理屈を否定しないように、母親の感情をどうほどいていくかが大事。
解決する方向に持っていきたいなら。
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