自分なりに考えてみた。
この場合の天下りっていうのには,部課長級の人事異動みたいに他大学から転出してくる人も含む。
つまり,どれだけ目先の事に打ち込んでいても,出世のためには,本省の役人にならないといけないのだ。
・上は自分の事しか考えない。
課長以上は原則,本省のお役人さん達だ。彼らは2年間で入れ替わる。
いろいろな所を渡ることで見識を広げ,人間として尊敬できる人もいるが,ただ,単に派手好きな人もいる。
派手好きにあたるとその人は自分ができる目立つ事しかしない。
そして,その派手は3年目には無くなるか,もっと悪ければ,継続され新たな派手がはじまっていく。
・別に専門家ではない。
多機能,細分化が進む大学事務においては,そんな人はお荷物でしかないが,その人が上役だ。
・アイデンティティの問題
国立大学は独法化し,会計規準として,通常の独法とも違う国立大学会計規準が適用され,各大学は自立(律)性を求められ,競争状態におかれた。
そのため,各大学は必然的に旧来の帝大を頂点としたピラミッド型から,なんかよくわからない格差社会におかれている。
本省は,都合の良いときは従来通りの出先機関扱いし,都合の悪いときは各大学の判断って言う。
その中で,各大学はブランド価値を高め,自分達の大学の売りは何か必死(なふり)になっている。
自分達って何よ?みたいなことをもがいている。
もがいていて,うまくいっていないとこで,事情の知らない天下りの人が来る。
で,派手だったり,無気力でなにかを行う。
事務がうんざりする,そんな事務に付き合う先生もうんざりする。
やる気ある先生はどっかにいってしまう。
歴史ある大学も無い大学も「組織愛」が育まれる事がないので,停滞していく。
いらんな,文部科学省。
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