はてなキーワード: チケットレスとは
俺自身はこの件に関して外野だが、「同じFeliCaベースのICカード」という括りでは無いことはオレでも分かる。
熊本市バスの5社がFeliCaを採用して自ら発行して自らの管轄内で使うだけのくまモンICと、他社で発行されて持ち込まれるカードの決済をやらなければならないSuica系カードは、システム構成が全く別だ。
他社との連携部分は当然他社側に合わせなければならない部分もあり、そういう部分で「大都市のシステム維持のために地方にしわ寄せが来る」という話になる。
じゃあ、国がシステム更新にも補助を出せば良いのかというと、今度は「地方にはオーバースペックなシステムを県外ユーザーのために税金で維持するのか」という話になるわけで、どっちにしても不公平感はある。
というか、総人口がこれから激減する日本ではSuicaユーザーも減っていくことが確定してるわけで、Suicaを捨てられない大都市圏はともかくオーバースペックで身の丈に合わない地方はSuicaに固執する必要性なんかそんなに無いよね。
だからJR東日本も「Suicaのスーパーアプリ化」なんて掲げて既存顧客からより多く搾り取る方針に切り替えつつあるわけで。
というか、サービス開始から20年以上経ってるのにいまだにJR東日本管轄内ですら在来線特急券をSuicaに紐付けてチケットレスで乗ることすら出来ないのが不思議でしょうがない。
はじめに最近の個人的な体験について聞いてほしい。昨年末に帰省する際、指定席特急券を受け取ろうと都会のターミナル駅の券売機の前に行くと、10人くらいの外国人観光客の列ができており、列車発車30分前に駅に着いたのに指定席特急券を受け取れずに列車に乗り損なってしまったことがあった。(増田の地元はチケットレスでたどり着けないエリア)
券売機の数は3台。普通の成人が操作すれば10人の待ち行列は5分くらいで捌けるはずだ。それが一向に列が進まないことに猛烈なストレスを感じた。結局間に合わないと判断して、15分くらい過ぎたところでネットから特急列車の変更をしたのだが、地元に帰るのが2時間ほど遅くなってしまった。
外国人観光客が言語の問題で券売機の操作に時間がかかるのは仕方ない。私もこんな事でイラつくのは不寛容だったかもしれない。だけど、似たような問題は日本中で起きていて無視できない社会のコストになってきてるんじゃないだろうか?
主語が大きい話になってしまうが、日本近代史上初かもしれない『識字率の低下』が起きているとでもいうか。
一昔前なら、わざわざ海外から日本に来る人は物好きが多かったので日本語がある程度わかったり、下調べしっかりしてくるタイプの人が多かったイメージがある。それが近年のLCCの普及や円安の影響で、日本語はおろか英語もわからないし下調べもしてないけど遊びに来た的な人が増えてきている。
国内でも外国人の増加に合わせて、公共交通の案内板に英語•中国語•韓国語の併記が増えてるけども、外国人旅行者がさらに増えたらどうするのか?ベトナム語、タイ語、インドネシア語と記載をどんどん増やしていくのだろうか?案内板のスペースの限界や翻訳コストの問題があるし、日本人の利便性が下がりもする(多言語併記で日本語の文字が小さくなったりなど)のであまり現実的な解と言えない気がしている。
先日の能登半島地震みたいに緊急時にはさらに問題が大きくなりそうである。外国人被災者との意思疎通、英語がわかるなら対応できる人は一定数あると思うし、中華圏の人でも最悪筆談できる。が、タイ語しかわからない人がいたとして、避難指示の案内とかどうすればいいのだろうか?スマホの翻訳アプリもバッテリー切れたら通信断絶したらアウトである。そろそろこの問題について真剣な議論がされてもいいように思う。
みんなも準備しておこう
主力の新幹線回数券も販売終了。逆風の金券ショップに"次 の一手"はあるのか!?
コロナ禍でイベントや旅行需要が激減、主力の新幹線回数券も販売終了でどうなる?
昨年の東北・上越方面に続き、東京~名古屋・新大阪など主要区間の新幹線回数券の販売が3月31日に終了。JR各社はチケットレスサービスの割引を充実させ、回数券ユーザーの移行を促している。
この影響で主力商品を失ったのが金券ショップ。そんなショップの今を取材した。
古物商許可を得て、新幹線チケットやデパート共通商品券をはじめ、映画鑑賞券にコンサートやスポーツイベントの入手困難なチケットに至るまで幅広いジャンルで販売・買い取りをする金券ショップへの逆風が止まらない。
近年は各業界でスマホやPCなどで予約・購入できるサービスが普及し、チケットレス化が進行。さらに2019年にはチケット不正転売禁止法が施行。イベントチケットの定価を超える額での取り扱いが不可に。
それに代わる収入の柱として始めた外貨両替も、コロナによる外国人観光客の減少で下火。そして3月末で、ビジネス客の利用が多かった新幹線回数券の大部分の販売が終了。