はてなキーワード: Weblogとは
http://d.hatena.ne.jp/Paul3/20070321/p1
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* 質問日が07/03/15なのに対し、この4名の登録日は全て同じ07/03/15
* 4名のほとんどがOKWaveの登録後の使用歴がその質問回答後ほぼ無し(「mixi読み逃げ」の質問にだけ人力検索利用,3月21日現在)
* 疑惑の3名の回答者の回答時間が全9分間の内に約3分おきに満遍なく散らばる。
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一概に不自然とは言い切れないのではないだろうかと思い、調べてみることにした。
(リンクを辿ればすぐ判ることだがユーザー名は伏せることにする)
***77さん
登録日 2007/03/15
質問数 0件
回答数 0件
お礼数 0件
***07さん
登録日 2007/03/15
質問数 0件
回答数 25件
お礼数 0件
***uzuさん
登録日 2007/03/15
質問数 1件
回答数 0件
お礼数 0件
http://megalodon.jp/?url=http://okwave.jp/qa2835346.html&date=20070316234435
※以下は実際に登録し、OKWAVEを見て回ったおおよその数字です。
2006年の8月の記事の時点で「Q&Aデータベースは940万件以上、登録ユーザー数約55万人、閲覧ユーザー数は500万人。」
※参照元
http://www.venturenow.jp/news/2006/08/02/1039_011833.html
「Q&Aデータベースは940万件以上」 で現在で 1180万件ほどであることから8ヶ月で140万件、1ヶ月あたり17.5万件。計算上では、質問数1日平均5600件程度となる。
4月7日現在、4月の「回答ありQ&A」は件数「11481件」、「回答ありQ&A」平均は ※「1640/日」 となっている。
有効(書き込みありの)な平均アクセス数は最低でも1640の2倍である3280件。1時間あたり136件の書き込み、 ※「1分あたり2.2件」 の書き込みとなる。
ユーザー総数は去年で55万人ということから、現在72.9万人。1ヶ月平均2万2千人が登録。1日あたり2006年の8月から2007年の4月までの時点で ※「721人/日」 新規登録(重複ユーザー無視)していることになる。
・1日の質問件数
約1000件以上
・1日の新規会員登録数
721人
・日中の質問がたつ間隔
・03/15日の質問件数
遡れなかったので不明(多すぎ、回答ありの件数表示で3月に遡れなかったため)
・ジャンル別「 OKWaveコミュニティー > コンピューター [家庭向け] > Weblog(ブログ) 」
1日の質問件数:約10件前後
日中の質問間隔:約1時間から2時間
平均回答件数:1から4件(mixi関連は3から5件といったところか)
わかりやすい質問に対しての初回回答(回答複数の場合もあり)までのおおよその時間:3分から30分(内容によって質問後から回答までが数分は普通によくある)
おおよそ回答者は登録日に近いほど回答が多い
1日の質問件数:約1件前後
日中の質問間隔:約1日
平均回答件数:3から5件
わかりやすい質問に対しての初回回答(回答複数の場合もあり)までのおおよその時間:3分から60分(内容によって質問後から回答までが数分は普通によくある)
おおよそ回答者は登録日に近いほど回答が多い
・回答者について
登録日に回答または質問する傾向が非常に高い。よくあるコミュニティサイトと同じような感じであり、回答や質問がひとつだけのユーザーも珍しくない。ユーザーの性格などにもよる。
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登録してすぐに質問はわかります。だけど登録してすぐに回答って。それが3人も同時に?9分という短い時間で回答時間が不自然に重なることなく?
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まず、3分で回答がつくこと自体は上の数字から見れば普通であることが判る。しかし、その回答者がその日に登録し、有効な書き込みが1件だけなのは確かに気になる。
3人同時、というわけではない可能性が高い。なぜならば***07さんは回答数が現在25件あるからだ。とすれば、「 質問 > (3分後) 1件目 > (5分後) 3件目 」となり、3分間隔ではない。
たしかに回答者の***77さんと***uzuさんの不自然な点は確かにある。今回調べるにあたって登録したのだが、3分程度では登録してそれなりの文を回答することはできない。だが、それでも登録後にみてまわって偶然書いたということもありうる登録者数ではある。
書き込みの内容は***77さんがやや質問者寄り、***uzuさんは大人な態度で理解を示している風だ。***77さんが気になるところだが、***uzuさんの回答は普通にありえるだろう。
・回答の文章まで用意しているのに、時間までに頭が回らなかったのだろうか?
実際綿密ではなかったのかもしれない。だがあくまで可能性だ。
・書き込みの内容と登録日、回答速度の因果関係
内容だけでいえば、あり得ないことではない。だが、登録日と質問に対する回答速度の点も含めてこういったケースあり得るのだろうか?焦点になりそうなのは登録日と質問に対する回答速度、この2点である。しかし、上記の数字による根拠から自作自演と100%断定するのは難しいと感じる。
・質問を削除する理由は何だったのだろうか?
・愉快犯なら最後に本人による「釣り告知」で自己顕示しないのはなぜか?
情報の拡散度合いも5日前後でニュースになることはままある。ユーザーの信憑性、情報の拡散度合い、現実に「読み逃げ」という少数だが考え方があることについて考えると、仮に意図的であった場合、「読み逃げ」という考え方に対して「吊るし上げ」を行いたかったのではないだろうか。
本人を確認することができる場合のみしか断定できない。「釣り」という説に関しては言い切ることはできないといったところだろうか。
力と力とのぶつかりあいであった荒らし大戦の時代が終わり、サイト管理人どうしの横のつながりが強くなり、ネットに「世間」というものが実体化しはじめてから、従来の闘争戦術は使いにくくなった。
戦前の決戦兵器、「フェイザー」や「えみる時計」といった荒らしスクリプトは、現在でも十分に通用するけれど、相手の掲示板を力技で荒らしたところで、ネット世間を敵に回した段階で攻撃サイドの「負け」が確定してしまう。
weblog 時代の戦争論は、ネット世間の存在抜きには語れない。
ネット世界が以前よりも実世界に近づいた昨今では、実世界での戦争プロパガンダのやりかたが大いに参考になる。
具体的に、一人の攻撃者がどこかのblog を攻撃する場合は、こんなやりかたになる。
1. ターゲットに対してわずかに批判的な、しかし基本口調は友好的なトラックバックエントリーを書く
2. ターゲットのblog コメント欄に、「昔からの読者です。○○の野郎は本当にひどいことを書いてきますね。あいつは昔からの嫌われ者で、ここにいるみんなはあなたの味方です。みんなで団結して戦いましょう」みたいなイタい信者を装った書き込みを行う
3. blog 管理人は味方を自称する人間を保護する傾向があるので、こんな書き込みも消されないで残る
4. 何日かしてターゲットの掲示板が盛り上がったところでタイミングを計らい、攻撃者のトラックバックエントリーを削除する
5. 「メールをくれた人へ。当該エントリーを削除しました。おめでとうあなたがたの勝利です。それにしても、そこまで言われるほどひどいことを書いたわけでもないと思うのですが…。。」などと、攻撃者のblog に敗北宣言を掲載する
6. ターゲットのコメント欄に「おめでとう」とか、「やりましたね」みたいな信者の書き込みを装った投稿を行う
7. うまく盛り上げられれば、ネット世間はターゲットを痛い人扱いするか、少なくともターゲットの常連コメンターを痛い人間の集まりとして扱うようになる
この方法のメリットは、攻撃側は相手を賛美する書き込みをするだけなので、相手から仕返しを受ける可能性が非常に低いこと。フィッシング詐欺や、オレオレ詐欺などと同じく、成功率は低くても、彼我のリスク非対称性を作り出せるため、高い安全率を保ったまま、荒らし行為を継続できる。
今仕込んでるんだけれど、うまくいくだろうか?