はてなキーワード: 腰パンとは
スノボの元コーチのブログのコピペがあったので読んでみた。(元は削除されたようですが)
リンクはしないので興味があったらググってね。
で、感想。
の前に。
日本選手団公式服装着用規定
「(着用の規定) 第2条 日本選手団に認定された者は、自覚と誇りを持って公式服装を着用しなければならない」
だから「オレはオレだからオレのやりたいようにやるぜー」だったのね。それは納得した。
オリンピックに出るなら、選手団に属してるんだから、選手団のルールは守らなきゃ。
普段も常時三つ揃えとかスワロウテイルとか紋付袴を着ろと言われたわけじゃあるまいし、
服装が決められた理由をもう少し考えなきゃいけないよなぁ。
必要なときはフォーマル、それ以外ではカジュアル。それじゃだめなの?
いつでもどこでも「オレのスタイルが」と主張するしかできないお子ちゃまなのか。
こういう人にはぜひお葬式にいつもの格好で出ていただきたい。
あの服装は、頭のよくない高校生にしか見えなかった。
決して「自覚と誇りを持って」着用したようには見えない。
そこが叩かれていると思うんだけど、この元コーチはそういうとこ理解しているのか?
河野太郎(公人なので敬称略)もブログでいろいろ書いているけれど、
日本人のオリンピックへの思いって、葬儀と同じくらいフォーマルなんだと思うのね。
事前に決められたときは「自覚と誇りを持って公式服装を着用」。そういうことでしょう。
もうあれだ、選手団には服装点検係でもつけとけ。
「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるけどな。
今国母がいるのは日本じゃなくてカナダ、それもオリンピックという国際的な場なんだから、そっちの感覚に合わせるべきだろ。
少なくとも、日本から一歩も出たことがないお前よりも、海外で活躍して何度も国際的な試合に出ている選手のほうが、よっぽど国際的な場での振舞いについて心得てるだろうよ。
欧米では受け入れられないとかいう話をした後に、いや受け入れられてるけど?って言ったら、今度は日本限定の話を始めるとかwww
スノーボードをオリンピック競技に採用したってことは、IOCがスノーボードの文化を受け入れることに決めたってことだろ。
スノーボードをオリンピック競技にするかどうか賛否両論あったっていうのはつまり、ああいうモヒカンドレッド腰パン文化をオリンピック競技として受け入れるかどうか、って話だったの。
それに対する、彼は優秀だっていう全く反論になっていない擁護がなんでこんなに支持されてんの?
http://anond.hatelabo.jp/20100216222839
この部分に対して、ぼくは反論を述べている(というか、そりゃちゃうだろと言ってる)わけですよ。
そのブログの中では、海外のモヒさんや腰パンさんが引き合いに出されて、国母のカッコは異常とはいえないよーと主張してる。
彼が優秀だ、という主張も当然含んでいるけれども、その一方で比較がなされているよね。
これ、もちろん「腰パンはぜんぶうんこ」とか「モヒなんか地球のチンカス」的発想だと擁護になってないと感ぜられることもあるかもしれないけれど、まぁ海外では許されているという実例としては十分擁護の体をなしているわけで。
ソレに対して、「ボーダー全部カスとしか思わなかった」は個人の感想に過ぎないわけでして、ここが食い違ってるんだね。
一応、比較という意味では十分な擁護になっているし、スノーボードという競技の上で国母一人を批判するのはおかしい、という論調にもなってくるだろうと思う。まぁ、実際に成功しているか否かはともかくとして「海外から見て異常だ」という批判は回避できるよね。
次。
このブログの主張をもっと読むと、どうやらこの騒動の発端となったのは「記者会見」で記者が国母に「その服装どーなん?」というような質問をしたのが発端らしいけれど、それを「謝罪になってない」と報じた、とこのブログの人は主張してる。
これもまた「謝罪を求めちゃいけない法律とかあんのw?」とか言われても困るのだけれど、そもそも謝罪をするための場ですらないと言ってるし、それを「謝罪になってない」と報じることは悪意のある報道ではないか、という論旨は理解出来るよね。これも立派な擁護論として成立すると思うよ。謝罪会見じゃない場で服装について質問して「謝罪になってない」というのが事実だとすればね。
んで、俺が何よりあなたさんにツッコんだのは。
ホント読んでないね、ってこと。彼が優秀だ、って以外にも色々挙げてるじゃないですか、と。
それについて、あなたの価値観的に「モヒ・腰パンは全部クソ」っていうのはまぁ、それは個人の考え方だけど、その回答をした時点で当初の書き込みと矛盾するじゃないですか。一応、反論にはなってるよこれ。ただ、あなたのような価値観の人間からすると、「ボーダーは全部クソ」って帰結になってしまうのかもしれないけれど。
とりあえず、なにが言いたいって「読んでから批判したら?」ってことなんじゃないかなー、と。
個人的には、スポーツイベントで多少奇矯なカッコ、それもボードみたいなその成り立ち自体がショウ・スポーツだってことも加味すれば、今回のこれは許容されていいんじゃないのと思う。これ、さぁ。クラシック音楽祭にロックバンド呼んで「なんだその格好は!」って話に近いよね。このブログの人はその商業要素としてボードがオリンピックに取り込まれた面も批判してるし。
なんにせよ、幾ら需要があるからといって、オリンピックにショースポーツ呼ぶときはそれなりに考えないといかんのではないか、と思わされた。ボーダーにとっちゃ、五輪より自分のやってるスポーツの流儀が大事に決まってるし、そんなスポーツを呼んだのは五輪なんだからね。なんらかの形で統制を取って取り込むか、あるいはそのスポーツの文脈を認めるか。問題の根底はその辺りにありそう。
スノーボードって競技自体が、ザルツブルク音楽祭に来たローリングストーンズって感じの存在なんだろうねぇ。
そこに凝り固まって、挙句本文をまともに読まないような人はやっぱアホというのではないかなー、と。
色んなスポーツにはそれぞれの文脈があるし、それを個人の価値観の下に一刀両断ってのは・・・ねぇ。俺の価値観に合わないから反論にならない、なんてことはないわけですよ。(そもそも、それすら読めてないけどね。引用部を読む限り)
反論お待ちしますよー。
モヒカンや腰パンが「カスプレーヤー」だ、とする価値観はそれはそれで誠宜しいと思うし、
別に異議を唱えるつもりも全くないし、それでいて俺は君が救いようのないバカだなぁと思うくらいで
お互い様で終えておくのがいいと思うんだけれど。きみはぼくを多分、うるさいケジラミくらいに思ってるんだろうし。
ただ、ぼくの指摘の本旨はそこではなく。
そのブログの書き手の主張はそういう感じであって、明らかにきみは読んでない
あるいは知能か読解力にそうとう致命的な欠陥があるのではないか?ということなんだけれど。
ぼく、別に君の意見を聞きたいわけじゃないし、
ただ、君の読み方はすんごくおかしいよ、と述べただけ。
「そういう法律でもあるの?」のくだりとか、ホントよくわからないや。
とりあえず、君がなんかよくわからない反論をしているようなことが、そのブログには書いてあるよ。
君が言っている通りの内容ではないよ。それ以外のことは、ちょっと論点絞ってお話しようか。
好きなところからお始めなさい。
↓
むしろ、その「国際標準のドレスコード」を守れていないから叩かれているわけで。
式典ではきちんとして、移動はカジュアルダウン。守られています。
↓
スーツもブレザーもタキシードも着崩す時は普通にあります。むしろそういうのが「カジュアルダウン」。
↓
さ あ 話 が こ ろ こ ろ 変 わ っ て ま い り ま し た !
学校の校則と、オリンピックといういわば大人のルールが適応される場所での基準を同列に語るほうがおかしいだろ。
アインシュタインが「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う」と言っていたが、まさにその通り、18歳(高校生)までに学校の服装検査によって身に付けられた偏見が、国母を叩いている人間の服装に対する考えの基準なわけだ。
まぁ一つ一つ潰していったら、そろそろはっきりしてきたことがあるな。
ドレスコードを逸脱したわけではない、JOCから服装についての具体的な通達があったとは考えにくい、ノーネクタイという「気崩し」は問題とされない、一体国母の何が問題だったのか…そう、まさにこの問題はそこなんだよ。
国母が叩かれている原因は、実のところは単に「腰パンが気に入らない」という感情論ということだ。
社会のルールやドレスコードといった明確なルール違反をしたからではなく、単なる気に入らない若者叩きにすぎない。
個人の好き嫌いの問題に過ぎないことを、いつの間にか多数派が勝手に「社会のルール」などと言って強制力を持たせて、よってたかって一人の人間に無理矢理謝罪や反省や式典自粛をさせる「多数派の威を借る狐」のほうが、国母の服装などよりずっと下品で卑怯だ。
そして、もう一つはっきりしたことがあるな。
国母を批判している人ほど、ドレスコードや装いについての知識が無いということだ。
逆に言うならば、ドレスコードや装いについての知識が無いから国母を批難するのだ。
それにしても、普段は「若者のせいにするのもいい加減にしろよ」とか言ってるネットの連中が、典型的な若者叩きの標的にされた国母を叩くとは、何か笑えるなw