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茶巾寿司は、大正時代に東京で誕生したと言われています。
伏見宮家に奉職していた御膳所包丁人の小原義太郎が、大正12年に茶席で薄焼き卵を茶巾に見立てた寿司を出したことが発祥とされています。この寿司は好評を博し、宮殿下から「茶巾」という名前を賜りました。
茶巾寿司は、薄く焼いた卵で具材を混ぜたご飯を包んだもので、茶道で茶碗をぬぐうときに使う長方形の布である「茶巾」に見立てたためこの名前が付けられました。
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