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2008-02-07

炎上」について思い出したこと

何処かで不用意な発言をしてしまったがために回りが騒ぎ出す「炎上」が

倖田來未の一件でネットだけでなくリアル社会にも蔓延している様な気がするんだけど

マスコミ経由の炎上は綺麗な炎上と抜かすわけじゃあるまいな?)、

昔のネット黎明期の頃はもっと酷かったと言うか、あの頃の個人のWebサイト日記でバカを晒し(誇張も含む)

それを紹介すると言うのが一種のパターンだったんだけど、かつてクソゲーハンターとして名をはせていた

ABCこと阿部広樹氏(以下ABC氏)は自分に合わないものは何でもこき下ろしまくってて、センチメンタルグラフティを巡る騒動は

当時ギャルゲーハードと化していたサターンメガドラ回帰を望んだセガ信者(と言うかセガ研究会)を巻き込んだ事で

有名なんだけど(※1)、そんな彼の日記の中に友人(記憶だとカルメン伊藤氏)からどうみても絵を始めたばかりの

今思えばスルー扱いの絵描きサイトを晒して大炎上と言う事態になった、あの騒ぎは結構大きな騒ぎで結局はABC本人が

そのサイト掲示板に出てきて説明して収束したように記憶している。今思うと批判とはけ口が半ばバーストした感じの今の炎上

違って、あの頃の炎上は気に入らないのものはとにかくこき下ろそうぜ、と言う感じ半ばリンチに近い状況だった様な気がする。

※1 センチメンタルグラフティは大きく値崩れしてギャルゲー史の汚点と言う称号を与える事ができたが、後のシスタープリンセス以降が良い様にABC氏が激しく嫌悪してきた「萌え」もしくは「キャラ萌え」のムーヴメントは止められなかったし、残酷ゲームにいたってはGTA3で流れが出来ると思ったら神奈川県有害図書問題で大きく減速した感じがある。今、ABC氏がここを覗いているなら(無いと思うけど)今の状況ををどう思ってるのか聞いてみたい。

2007-09-01

生活か理想か

よくネット界隈では「売国マスコミ」だの「○○党は売国だ」だの「反日勢力は潰せ」みたいな

言葉日常茶飯事で飛び交うけど、現実社会ではいまいちピンと来ないと言うかいまいちムーヴメント

乗り損ねている感じが強い。つか、韓国中国憎悪を持つのならばそれに関わるような暴力事件や

テロが起きてもおかしくないはずなんだがそれが殆ど起きていない、もしくはよくある喧嘩程度で

済まされてる辺り、やる事がないので「嫌韓・嫌中」をズリネタに叫びながらオナニーにふけっている

ようにも見える。

で、生活に密着する問題ならばフィリピンをはじめとする東南アジア南米からの出稼ぎ労働者の方が

韓国中国以上に問題になっておかしくはないはずなんだけどその手の問題で荒らしてくるネット工作員

あまり見かけないよね。

2007-05-03

Re: たぶんアニメオタクビジネスは今が絶頂なのだろう

自分たちが搾取される側だという自覚は、「もってけ!セーラー服オリコン一位にする」等の2chのムーヴメントが以前ほど盛り上がらないことからも判る。

これは『らき☆すた』の第一話がただのほのぼの四コマ漫画に過ぎない原作をそのままアニメにしただけで恐ろしくつまらなく、誰も乗ってこなかったからだよ。搾取云々は基本的に同意だけど、このムーブメントの失敗に限っては、搾取に気付いた人が多かったからではなく、単に第一話放送段階で話題性に欠けていたから。

たぶんアニメオタクビジネスは今が絶頂なのだろう

そしてあとは衰退するのみ。

らき☆すた」とか「ハヤテのごとく!」とかのパロディに「wwwwwww」等、嬉々として書き込まれているニコニコ動画の画面を見て思う。

作り手はアニオタという金脈から吸い取れるだけ吸い取ろうと必死にマーケティングしてきた、現在アニメ界隈の盛り上がりはその結果だ。

マーケティングして成功した果実からカネを手に入れる、ビジネスとして真っ当だ。

だけど「自分たちがマーケティングされ、ある意味搾取されている」ということに気がついたアニオタは確実に増えている。

自分たちが搾取される側だという自覚は、「もってけ!セーラー服オリコン一位にする」等の2chのムーヴメントが以前ほど盛り上がらないことからも判る。

スタチャがあざとい!と気づいた彼らは、他のアニメ関連産業(作り手)も大同小異だと気づき始めているし、その気づきが多勢になるころにはアニオタも減少していくだろう。

マーケティングの対象になっているのは、エヴァンゲリオンが放映されたときに中学生だった連中を下限として、上は35歳ぐらいの就職氷河期の時代に翻弄されて

負けてしまった引きこもりニート、もしくは年収二百万未満の低所当者の貧しい非モテ毒男層だろう。

可哀相に彼らは時代の逆流に負けた上カドカワをはじめとするアニオタ産業に食い物にされたのだ。

コア層は老化して、それより更に下の世代は存外アニオタ予備軍の総数は層が酷く薄い気がする。

きっとあと二年か三年後には急激に衰退したアニメ産業を不思議がるブログエントリが、はてブとかで人気を集めそうだ、憶測だけどww

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