むかしむかしあるところにゴム帝国があった
珍しいゴムを売るため国を挙げて諸国に宣伝していた
あまり煩かったので、いかつい諸国の軍隊が出動した
ゴム帝国は寒い辺境の島に閉じ込められた
すると島の中でたくさんのゴムが売れ残った
島の人々は何につけてもゴムを使った
つまり絵の具、避妊具、タイヤである
その結果、なぜか子どもが生まれなくなって衰退したという
残ったゴム工場だけは働き手を求めてシューッと別の島に飛んでいき、今ではアジアあたりで盛んにゴムをばらまいているそうである
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