2023-11-10

こういう物語なんだけどね

とある繁華街

雨の中、立ち飲み屋に向かう20歳くらいの男

次の雨の日に最後の晩餐をすると予告していた老紳士に会うため

最後」がこの世の最後、ではないか不安を募らせる

2度ほど小雨の日に立ち飲み屋に寄ったが会えなかった

この日は朝から本格的な雨が降っていた

店に入ると老紳士は美しい佇まいでビールを飲んでいた

偶然を装い隣に立ちメニューを手に取る

紳士こちらを向き「どうも」と一言

笑顔にならない笑顔で返事をする

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