対策しなければやばかった公害として硫黄酸化物の例がある。
温室効果ガスも排出権取引すれば解決するのではないか、という話はよく聞く。
ただ、この際の障壁は、排出量を減らすことによる経済的利益/技術開発力の低下という点である。
そのため、(公害という市場の失敗を防ぐために) 各国の政府が介入しなければならない。
排出権取引とは、いわば外部性を取引する方法論の一つである。
もっとも、人間は「やばくなったら対策する」という、いわば恐怖に基づく行動原理を保持しており、理性的ではない。
やばくなる前に、計画的に対策するにはどうすればいいのか。
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