■春になるとちんちんがムズムズする。

ああ、私は動物なのだな。

そう実感する。

自分のことを人などと自認し、

何やら高尚な生き物であるかのように、

錯覚しているが、

根っこの部分はどうしようもなく動物なのだ。

あるいは普段からもっと動物であることを自覚するべきなのかもしれない。

私たちは捕食こそしないが、

食べることなしに生きることは出来ない。

他の生命を食べる。

なんて野蛮なことだろう。

そんな野蛮さを意識することなく生きているのだから、

高尚な生き物などであるはずもない。

私たちは野蛮な動物なのだ。

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