■死んだ毒親のことを思う
両親が亡くなって数年が経つ。
突然死した母、末期がんで死んだ父。いい親だったとは決して思えない人たちだったが、最近ふと思うことがある。
彼・彼女たちは結婚せず私を産まなければ苦しんで死ぬことはなかったのではないか。
父は結婚し家を買ったことで生涯をローン返済で苦しむことになる。
母は地元の人ではないため地域社会に馴染めず、また父が家庭を省みない人だったから不満が溜まりストレスを抱えて鬱になった。
母は父を憎み、父はそんな母に向き合わず酒に逃げた。
離婚すればよかったのだろうが、私がいたからそれもできなかったのだろう。
そう考えると結婚するのがとても怖くなってきた。
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