将来価値の差が現在価格に反映されるって話よね。それは理解してるつもり。
たとえば今日の1ドルは1年後の1.05ドルなのに対し、今日の147円は1年後も147円だから円が売られる。
分からないのはその先で、明日1ドル150円だったとして、明日の1ドルが366日後の1.05ドル、明日の150円が366日後の150円なのは変わらないよね。
じゃあそこで明日、1ドル155円まで円安が進んだとして、明後日の1ドルが367日後の1.1ドルで、明後日の155円が367日後の155円なのも一緒よね。
100日後に1ドル200円だったとして、100日後の1ドルが465日後の1.1ドルで、100日後の200円が465日後の200円なのも変わらないよね。
為替を金利で説明すると、金利差がある限り無限に円安が進むことになりそうだけど、実際はおそらくそうならない、その理由が分からないのよ。
中央銀行の政策ギャップ 円は希薄化、ドルは消却