もう便所に落書きはない。私が物心をつくかつかないかくらいのころは、駅の便所の壁は落書きでびっしりだった。
しかし一人で電車に乗れるようになるころには、もう、落書きは見かけなくなった。
「便所の落書きレベル」はこの世に存在しない現象なのだ、でも言葉だけ生き残っている。
そのうち、誰も意味が分からなくなるのだろう。
Permalink | 記事への反応(0) | 09:03
ツイートシェア