2021-10-13

anond:20211010233849

『愛するということ』(エーリッヒ・フロム P114)

ヘラクレイトスは、反対物の葛藤こそがあらゆる存在の基盤であると考えた。

はいう、

「すべてを含む『一者』が、矛盾を抱えながら、どうしてそれ自身と一致するのかを、彼らは理解しない。そこには、弓や琴にみられるような矛盾する調和があるのだ」。

あるいはもっとはっきりと、こう言っている。

「われわれは同じ河に入っていくのでもあり、入っていかないのでもある。われわれは存在するのでもあり、存在しないのでもある」。

あるいは、こうも言っている。

「生と死、覚醒睡眠、若年と老年は、いずれも同一のものとしてわれわれのうちにある」。

記事への反応 -
  • とても小さなことで幸せを感じるのに四六時中憂鬱、素晴らしいものがこの世には溢れていることは事実として認めるけれど、それはそれとしてこの世に生きていたいとは思わないとい...

    • 僕に言わせれば生と死は等しく同じ価値なんだよね

      • ごめん、横だけどなんだっけその台詞… 聞いたことはあるんだけど… めっっっちゃ気になるー

        • 『愛するということ』(エーリッヒ・フロム P114) ヘラクレイトスは、反対物の葛藤こそがあらゆる存在の基盤であると考えた。 彼はいう、 「すべてを含む『一者』が、矛盾を抱えな...

    • それは別に矛盾というほどでもない 幸せだから生きたいというわけでもないし

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん