簡単なものを難しくする処理しようとする人がいる。
これは学問的には正しい態度かもしれない。たとえば数学の証明で、途中式を緻密に書いていくこと。
または芸術の場で、当たり前とされることを疑うことで思わぬ視点を発見すること。
そうしたシーンではこの態度は効果的かもしれない。
ビジネスの場でこのタイプの人と巡り会うと大変だ。目的・ゴールが見えていて、そこに向けて進んでいけば良いと思われるシーンで、途中の厳密性を重視し前進できない、思わぬ視点でこだわることでゴールが遠のくといった困難が生まれることがある。
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