お風呂には「毎晩」、「きちんと」入りなさいと、
先日亡くなった父にくどいほど言われていたことを最近よく思い出す。
私は夜、お風呂に入るのが億劫になってついつい朝にシャワーを浴びるということが多かったのだが、そういうことをしているとよく叱られた。
お風呂に入るというのは、体を洗って清潔にするということだけれど、それよりも大事なことは体を丁寧に洗うことで心を整えることのほうが大事なことなんだよ、という意味合いのことを、私に諭すように言っていた。
そして、それは1日の終わりにすることがすごく意味があることで、そういうことをすることが人生にものすごい違いが出ることなのだと。
若い頃にはよくわからなかったが、私も年齢を重ね、ぐずる娘をお風呂に入れながら思い出すのはそのことばかりだ。
ツイートシェア