先月、友人の漫画が某雑誌に掲載された。友人と言っても、私がそうおもっているだけだろう。たまにラインがくる。こっちからはしない。怖い。雑誌が出たときはすこし間をおいてからラインが来たので、読んだよ、あれこれと返信した。なるべく短文でラインを返した。スタンプでごまかしてもよかった。私は漫画を描けない。描こうともしない。友人は特別で、まぶしい。思い返せば、ずっとまぶしい。ぴかぴか、ではなく、バッキバキにまぶしかった。私は漫画の仕事についてなにもしらないから、そこに由来する、友人がほしい言葉を言えない。
雑誌のアンケートを出した。言ってない。出して、とも言われてない。おけけパワー中島はいないはずだったのに。だからボーナスが出たからご飯おごるよ、とラインした。精一杯派手に食べるのだ。