「あんたを殺して私も死ぬー!!」
ホストになったカツオが風俗嬢に刺される。
激怒したカツオが刺し返す。
血まみれのカツオは最後の力を振り絞ってタバコを吸う。
「どうして救急車呼ばないの?」
血の海に倒れながら風俗嬢が言う。
「だってさ。お前、俺と一緒に死にたかったんだろ?」
風俗嬢、少し微笑む。
「……お兄ちゃん。」
「姉さんや父さん、母さん。
マスオさんにタラ。
白猫。
あの家が本当に懐かしい。
どうしてこうなってしまったんだろうな?」
横たわる風俗嬢を見るカツオ。
風俗嬢、すでに事切れた様子。
携帯電話が突然鳴る。
カツオ携帯電話を取り出そうとするが手が震えて取り落とす。
カツオ倒れる。
「ごめんな。花子。」
カツオ事切れる。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:23
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不動産屋の娘「あん?」