朝はちょっと雲がある程度だったから傘持たずに学校行ってさ、6限がない日だから5時くらいに授業は終わって、帰ろうとしてるところで小雨が降り始めるわけですよ
乾いたアスファルトに雨が染みたとき特有の匂いがする中、しくじったなあと思いつつ学生カバンを傘がわりに駅まで急いでね だんだん雨脚は強まっていて、最寄駅に帰る頃には本降りになっている
田舎だから無人駅で、帰宅部の自分以外に同じタイミングで帰る奴もいないから、待合所には自分だけ
屋根とアスファルトを雨が叩く音を聞きながらどうしようかなと途方に暮れる ちょっと軒先からでたところに手をやって雨を感じてみると、ぬるいなりに冷たくてちょっと心地よい
そういうことがやりたいわけですよ