割り算は分母が「1」になったとき分子の値がいくらかを求める計算。
この性質を利用して、「1単位」ごとの値を調べられる道具だと思ってる。
どうして単位毎の値がわかっていると便利かというと、「1単位」ごとの値が分かっていれば、「3単位」「10単位」と増えたときに×3、×10と値を計算するのが楽だから。
↓
これを時速15kmとか、毎時15kmとか呼ぶ。15km/時とも表せる。
その単位毎の値を求める道具が割り算。単位=分母の値が常に1なので表記を飛ばしがちだけど、本当は「15km/(1)時」。1時間ごとに進める距離=速さ。
速さを書くときにまめにこの分母の単位を書き留めておくと、「時間をかければ分母と打ち消し合ってkm(距離)が残るな」と直感的に理解できる、と思う。