信じられないかもしれないが、
世の中には字が読めない人がいる。
物の数を数えられない人がいる。
仕事柄浮浪者のおっさんみたいなのと交流することがあるのだが、
彼らの半分程度はそんな感じで、
生活保護を受けることができることすら知らないと思う。
もし知っていたとしても、彼らにとってはその手続きが複雑怪奇すぎて
できないと諦めてしまっている。
というかどう考えても知的障害で手帳を発給されているべき人たちが
健常者の扱いを受けて、それゆえにマトモに生きられてない。
「それは本人が望んでそうなってるんでしょ?」っていう人が居ると思うけど
そういう手段があることすら知ることができない人たちがいる。
彼らを救って欲しいとは思わないけど
知っていて欲しいと思ったので。