生まれてから死ぬまでの間、拷問を受け続けてもかまわないとは思えないが、
気づかない仕方で(自分が死ぬことを知らず、苦痛もない仕方で)
殺されるのはかまわないと思える。
誰かが気づかない仕方で殺されるのは本人にとっては悪くないと思えるが、
その人と親しい生き続けている人の苦しみは悪いと思う。
あらゆる感覚・思考・記憶が伴う存在がすべて一挙に気づかない仕方で滅ぶことは悪くないと思える。
そう思えることに伴うこととして、
快適な状況で生活する感覚・思考・記憶が伴う存在を気づかない仕方で殺して、
その死体を利用することに伴う罪悪感や、辻褄が合わないことへの不快感が薄れる等がある。
ツイートシェア