学生の時に比べて、長い文章が一回読んだだけでは頭に入らなくなったように思う。
長い文章とはいっても分厚い本とかではなく、一文が長い文章が読めなくなった。Wordの標準サイズで言えば、一文で3行を超えるくらいの文章。
普段仕事で関わる文章は、書くのも読むのも「短く簡潔に」がモットーになっている。読む本も、ネットの記事も、読みやすさを優先した短い文章だ。なぜならそうしないと誰も読んでくれないから。
そんな中たまに、省庁が出す資料や、思想・哲学の本などで「読みやすさとかどーでもいいんじゃ自分が書きたいことを正確に全部書くことが全てなんじゃー」と言わんばかりの長文を目にすると、まったく頭に入ってこなくて焦る。
結局、1回目で文章全体の構造を把握し、3つくらいの塊に分けて2回3回と読むことになる。それでようやくおぼろげに理解してる。