■取り戻したところできっと微妙に違っているはずで
もう三十代もなかばである私、先週末は歌舞伎町でしこたま飲んで
その翌日、強烈な自己嫌悪のさなか、こんな曲が頭によぎったんですよ
かつてそこにいたけれど、そして前向きな判断でそこを離れたんだけど
そこにはもう私の居場所がなかった。
どうりで、ひとりで懐かしい店を飲み歩いても、なんか「つまんねーなー」って思ったんだよ。
つまんないはずだわ。よそものなんだもん。
ついでに、精神年齢の低さにも気づくことができたので、あまり賢くない頭はいま、なにやら前向きである。
そうそう、たしかに「君がいなきゃ何もなかった」んだけど
このくだりの「君」にふさわしいのは、どう考えても私しかいないんだよね
そういう、むりくり自分本位な解釈と、もうとうの昔の歌が、ちらりとよぎった、かわいー娘との雨の帰り道。
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