生きていて何になるというのだろう。
障害者に囲まれて、障害者として働いて。出口は見えず。もう出口などないことは理解している。
生きていても状況がよくなることなんてないのに、なんで生きていなくてはならないのか。
死ぬのが難しいというだけだ。痛いのが嫌だとか、苦しいのが嫌だとか、そういうのが怖いというだけだ。
どこか、自分のことを知っている人のいないどこかへ行きたい。家族や病院がそれを阻む。縛りつけられている。
状況を好転するためには、今のこの最悪な環境から抜け出すしかない。それができない。
もう薬を飲むのが嫌だ。薬を飲んでも調子が悪くなるばかりだ。
死ぬしかない。死ぬしかないところまで追い込まれた。自分が悪い。病気になった自分が悪い。
もうまともに生きられない。まともにでなくても、もう生きられない。
惨めだ。