乾燥機の中核に当たる部分が壊れた。
人間でいう肺に該当する箇所であろう。
洗濯のりでギトギトになったパイプに埃が溜まり、交換を余儀無くされた。粉塵でフィルターの詰まった肺を丸ごと取り替えるようなものだ。実に1時間の手術の後、乾燥機は元の働きを取り戻した。
通常通りの使い方をしていたにも関わらず、ほんの些細な説明不足で機械は壊れる。
人間も同様だ。
正しい運用の仕方を知らないまま使う為に老朽化して壊れていく。
健康に気遣い過ぎた人が大腸を患い癌に罹るように。
ゲホゲホと咳込む私と修理屋。肺のフィルターが目詰まりを起こしているのだ。さて、肺の交換を余儀無くされるのはどちらが先だろうか。
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